【アンドロイドスマホのワイヤレス充電の選び方】MagSafeとの違いとは

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、ピクセルファンクラブのkeiです。

スマホを充電器の上に置くだけで充電できるワイヤレス充電。ケーブルを抜き差しする必要がないので、デスクやベッドサイドで使い始めるとかなり便利ですよ。

ただ、Androidスマホ用の充電器を探していると「Qi」「Qi2」「MagSafe対応」「マグネット式」など似た言葉が並びます。さらに、スマホ本体はワイヤレス充電に対応していても、磁石でピタッと固定できるとは限りません。

特にGoogle Pixelでは、従来のQi対応機種と、Qi2によるマグネット式充電に対応する機種が存在します。充電器だけでなく、スマホ本体の規格とケースまで確認して選ぶことが失敗しにくいポイントです。

本記事の内容

  • Androidのワイヤレス充電とQiの仕組み
  • Qi2とMagSafeの違い
  • Pixelで使えるマグネット式充電
  • 充電器や対応ケースを選ぶポイント
目次

Androidのワイヤレス充電とは

アンドロイドスマホ ワイヤレス 充電
NANAMI ワイヤレス充電器

Androidスマホのワイヤレス充電は、基本的には「Qi」という規格を利用します。ただし、Androidスマホならすべて置くだけ充電が使えるわけではありません。まずはここを押さえておきましょう。

Qiなら置くだけで充電できる

Qiは「チー」と読み、スマートフォンなどで広く利用されているワイヤレス充電規格です。

Qi対応スマホを対応する充電器の上に置くと、充電器側とスマホ側に内蔵されたコイルを利用して電力を送れます。そのため、USB-Cケーブルをスマホへ直接差し込まなくても充電できるわけです。

「置くだけ充電」という言葉が使われることもありますが、特別な充電方式を指しているわけではなく、一般的にはQiなどによるワイヤレス充電を分かりやすく表現したものと考えると理解しやすいでしょう。

Androidで置くだけ充電を使いたい場合は、最初にスマホ本体がQiまたはQi2に対応しているか確認してください。

対応していないスマホをQi充電器の上に置いても充電は始まりません。設定を変更すれば使えるようになる機能でもないため、本体仕様の確認が必要です。

Androidでも機種ごとに異なる

Androidはスマートフォンそのものの製品名ではなく、Google Pixel、Galaxy、Xperia、AQUOSなど多くのスマホで使われているOSです。

そのため「Androidだからワイヤレス充電に対応している」と判断することはできません。同じメーカーでも、上位モデルは対応している一方、価格を抑えたモデルでは非対応という場合があります。

また、Qiに対応していても最大充電出力は機種ごとに異なります。スマホ側が受け取れる電力以上の高出力充電器を購入したからといって、そのまま充電速度が上がるわけではありません。

スマホ本体、ワイヤレス充電器、電源アダプターの組み合わせによって実際の充電速度が決まると考えておくといいですよ。

有線充電との使い分けも重要

ワイヤレス充電の一番の魅力は、何といっても手軽さです。机の上へ充電器を置いておけば、スマホを使い終わったタイミングでポンと置くだけ。充電ケーブルを毎回探して差す必要がありません。

一方、短時間でできるだけ多く充電したい場面では、有線の急速充電が便利なケースもあります。

私は、日常的な継ぎ足し充電ならワイヤレス充電、出かける直前など時間を優先するときはUSB-C充電という使い分けが分かりやすいと思います。

◆keiのワンポイントアドバイス

ワイヤレス充電を「有線充電より上位の充電方法」と考える必要はありません。便利さならワイヤレス、短時間で充電したいなら有線というように、生活に合わせて両方使える環境を作ると快適ですよ。

Amazonでみる。

QiとQi2の違い

アンドロイドスマホ ワイヤレス 充電
NANAMI ワイヤレス充電器

最近のAndroid用ワイヤレス充電器を探すと、「Qi2対応」という製品も増えています。Qi2は単に名前へ数字が付いただけではなく、磁石による位置合わせが大きな特徴になっています。

Qiは位置合わせが必要

従来のQi充電では、スマホ側と充電器側のコイルが適切な位置で重なる必要があります。

充電器へ適当に置いたつもりでも位置がずれていると、充電が始まらなかったり、途中で止まったりする場合があります。朝起きたら思ったほどバッテリーが増えていなかった、という失敗につながることもあるでしょう。

スタンド型なら置く場所がある程度決まるのでずれにくくなりますが、平置きタイプではスマホの位置を確認してから手を離す必要があります。

Qi2は磁石で位置を合わせる

Qi2では、対応するスマホと充電器をマグネットで適切な位置へ合わせられる仕組みが採用されています。

磁力によって充電位置を合わせやすいため、従来のQiで起こりやすかったコイルの位置ずれを防ぎやすくなっています。充電器をスマホ背面へピタッと取り付ける使い方もできます。

GoogleもPixelsnapについて、Qi2の磁気規格を利用してスマートフォンとアクセサリーの位置を合わせる仕組みとして案内しています。

(出典:Google Pixel ヘルプ「Pixelsnap 対応アクセサリーについて」)

Qi2対応だからといって、すべてのAndroidスマホが自動的に磁石で充電器へ付くわけではありません。スマホ本体側の対応状況も確認してください。

Qi2でも充電速度は同じでない

Qi2という表示だけを見て「どのスマホでも同じ速度で充電できる」と考えるのは避けましょう。

実際のワイヤレス充電速度は、Qi2の世代、スマホが対応する最大出力、充電器の仕様、接続するUSB-C電源アダプター、温度などによって変わります。

例えばGoogle Pixelでは、Pixel 10とPixel 10 Proは最大15W、Pixel 10 Pro XLは最大25WのQi2ワイヤレス充電に対応しています。提供されたPixel調査資料でも、Pixel 10シリーズでPixelsnapによるQi2充電が採用されていることが確認できます。

また、2026年のPixel 11ではQi2.2によるGoogle Pixelsnapワイヤレス充電が採用されています。つまり、同じPixelでも世代とモデルによって条件が違うため、購入する充電器の最大出力だけを見ても判断できません。

MagSafeとAndroidの違い

Android向けのケースや充電器を探していると「MagSafe対応」という表示をよく見かけます。ただし、MagSafeとQi2は同じ言葉ではありません。違いを理解しておきましょう。

MagSafeはAppleの仕組み

MagSafeは、AppleがiPhone向けに展開しているマグネットを利用したアクセサリーの仕組みです。

対応するiPhoneでは充電器が本体背面の適切な位置へ磁力で装着されるため、位置合わせをしやすくなっています。また、充電器だけでなくスタンドなど、磁石を利用したアクセサリーも取り付けられます。

(出典:Apple サポート「iPhone用のMagSafe充電器とバッテリーパック」)

つまり、本来「MagSafe」はApple側の名称です。Androidスマホへ磁気リング付きケースを装着しただけで、そのスマホ自体がAppleのMagSafe対応機種になるわけではありません。

AndroidではQi2が近い存在

AndroidでMagSafeのように「磁石でピタッと付けてワイヤレス充電したい」と考えているなら、現在はQi2対応スマホとQi2対応充電器を選ぶのが分かりやすい方法です。

AndroidにおけるMagSafe代替として注目したいのがQi2のマグネット式ワイヤレス充電というわけです。

規格として対応していれば、充電位置を磁力で合わせながらワイヤレス充電できます。スマホスタンドなどの磁気アクセサリーも利用しやすくなるため、単なる充電方式以上の便利さがあります。

ただし、ネットショップでは「MagSafe対応ケース」という表現がAndroid向け製品にも使われています。この場合は「磁気アクセサリーを装着しやすいケース」という意味で使われていることもあるため、Qi2認証とは分けて確認することが大切です。

磁気リングだけではQi2にならない

既存のAndroidスマホへ貼り付ける磁気リングも販売されています。ケースへリングを貼ることで、マグネット式スタンドなどを取り付けやすくする商品です。

便利なアイテムではありますが、ここは誤解しやすいところ。磁気リングを貼ったからといって、Qi対応スマホがQi2対応スマホへ変わるわけではありません。

リングは主に物理的な磁力固定を補助するもの。本体内部の充電規格や最大ワイヤレス充電出力まで変えることはできません。磁気リングを使う場合は、リングの取り付け位置にも注意してください。

スマホ内部の充電コイルと位置が合わないと、充電しにくくなったり発熱につながったりする可能性があります。製品側で対応機種や推奨位置が示されている場合は、その説明に従ってください。

Pixelのワイヤレス充電

アンドロイドスマホ ワイヤレス 充電
Google Pixelsnap 充電器(スタンド付き)

Google Pixelでは、世代によって従来型Qiとマグネット式Qi2が分かれています。Pixelユーザーは「Pixelなら全部同じ」と考えず、自分のモデルを基準に選ぶことが重要です。

従来PixelはQi対応が中心

Pixel 10シリーズより前のワイヤレス充電対応Pixelでは、従来のQi規格を利用するモデルが中心です。Qi充電器へ置いて充電することはできますが、Qi2対応Pixelのような磁気位置合わせを本体に備えているわけではありません。

そのため、古いPixelをマグネット式に使いたい場合は、対応ケースや磁気リングを利用する方法があります。ただし、先ほど説明した通り、これはスマホ自体をQi2へ変更するものではありません。

GoogleもPixelsnap充電器について、以前のPixelはQi1.xを採用しQi2の磁気位置合わせ機能を持たないため、Pixelsnap充電器での使用を推奨していません。

Pixel 10からPixelsnapに対応

Pixel 10シリーズでは、Googleのマグネット式アクセサリーシステム「Pixelsnap」が登場しました。

PixelsnapはQi2を利用しており、対応充電器をスマホ背面へ磁力で固定できます。iPhoneのMagSafeを見て「Pixelでも同じような使い方ができればいいのに」と感じていた人には、かなり分かりやすい進化だと思います。

スクロールできます
Pixelワイヤレス充電磁気固定目安となる最大出力
Pixel 10aQi本体のPixelsnap非対応機種仕様を確認
Pixel 10Qi2Pixelsnap対応最大15W
Pixel 10 ProQi2Pixelsnap対応最大15W
Pixel 10 Pro XLQi2Pixelsnap対応最大25W
Pixel 10 Pro FoldQi2Pixelsnap対応最大15W
Pixel 11シリーズQi2.2Pixelsnap対応最大25W対応モデルあり

表の最大出力は対応充電器など所定の条件を満たした場合の目安です。充電速度は温度やバッテリー残量、電源アダプターなどによって変化します。

正確な対応状況や最大出力は、購入時点のGoogle公式サイトで使用するPixelの仕様を確認してください。

Amazonでみる。

ケースもPixelsnap対応を確認する

Qi2対応Pixelを購入しても、ケース選びを間違えるとせっかくのマグネット機能を活かしにくくなります。

特に厚いケースや磁気固定を想定していないケースでは、充電器が付きにくかったり、磁力が弱く感じたりする可能性があります。

Pixel 10やPixel 11シリーズでPixelsnapをしっかり使いたいなら、Pixelsnap対応またはQi2対応を明記したケースを選ぶのが分かりやすいでしょう。

ケースの商品説明に単に「ワイヤレス充電対応」と書かれているだけでは、磁気アクセサリーまで問題なく使えるとは限りません。

◆keiのワンポイントアドバイス

Pixel用ケースを選ぶときは、デザインだけで決めず「Qi2」「Pixelsnap」「マグネット対応」の表記まで見ておくのがおすすめ。毎日充電する部分なので、ここを確認しておくと買い直しを減らせます。

ワイヤレス充電器の選び方

Android用ワイヤレス充電器は価格も形もかなり幅があります。Amazonや楽天などで購入するときは、安さだけではなく対応規格や電源条件を確認してください。

まずスマホの対応規格を見る

最初に確認するのは充電器ではなく、あなたが使っているスマホです。

Qiのみ対応ならQi充電器、Qi2対応ならQi2充電器を中心に検討します。もちろん互換性がある組み合わせもありますが、磁気固定や最大充電速度まで利用したいなら、スマホ側の規格に合った製品を選んだ方が分かりやすいでしょう。

商品ページに「最大15W」「最大25W」と大きく書かれていても、スマホ側がその出力に対応していなければ最大速度にはなりません。

Qi2認証の有無を確認する

マグネット式ワイヤレス充電を重視するなら、単に「マグネット対応」と書かれた製品より、Qi2への対応や認証状況を確認するのがおすすめです。

見た目が似ている製品でも、磁石で固定できるだけのスタンドと、Qi2ワイヤレス充電器では役割が異なります。

とりわけ充電器は毎日のように使う周辺機器。数百円の差だけで判断するより、対応機種、充電出力、必要な電源アダプター、保証などまで見て選びたいところです。

電源アダプターも確認する

意外と見落としやすいのが、ワイヤレス充電器へ電力を送るUSB-C電源アダプター。ワイヤレス充電器本体が高出力に対応していても、電源側の出力が不足していると、本来の充電速度を出せないことがあります。

例えばPixelsnap充電器では、対応Pixelで最大25Wのワイヤレス充電を行う場合、Googleは35W以上のUSB-C電源アダプターを案内しています。また最大15Wの場合は20W以上が目安です。

充電器の商品箱へ電源アダプターが付属しているとは限らないので、購入前にセット内容を確認しましょう。ワイヤレス充電器だけ購入して終わりではなく、USB-C電源アダプターまで含めて一つの充電環境として考えることが大切です。

スタンド型か平置き型を選ぶ

充電器の形は、大きく分けると平置き型とスタンド型があります。

平置き型は机や棚の上で邪魔になりにくく、スマホを置くだけなのでシンプルです。一方、充電中に通知を確認したり動画を見たりしたい場合はスタンド型が便利でしょう。

Qi2のマグネット式なら、スマホを浮かせた状態で固定するスタンドも使いやすくなります。縦向きと横向きを切り替えられる製品なら、動画視聴や時計表示とも相性がいいですよ。

ベッドサイドでは平置き型、仕事机ではスタンド型という選び方もおすすめです。

Amazonでみる。

対応ケースの選び方

ワイヤレス充電ではケースも充電環境の一部です。特にQi2や磁気リングを利用するなら、ケースとの相性が使いやすさを大きく左右します。

厚すぎるケースは避ける

ケースを装着したままワイヤレス充電できる製品は多いものの、ケースが厚すぎるとスマホと充電器の距離が広がります。

すると充電が不安定になったり、磁力が弱くなったりする場合があります。

耐衝撃性を重視した非常に厚いケースや、背面にカード収納、リング、スタンドなどが付いているケースを使う場合は特に確認してください。

金属製パーツに注意する

ワイヤレス充電では、スマホと充電器の間に不要な金属製品を挟まないことが重要です。

GoogleもPixelsnapの安全情報で、硬貨、カード類、金属製品などを充電器と端末の間へ置かないよう案内しています。異物が発熱したり、正常に充電できなくなったりする可能性があるためです。

スマホケースのカードポケットへクレジットカードなどを入れている人は、ワイヤレス充電するときにそのまま使える製品なのか確認した方がいいでしょう。

スマホや充電器が異常に熱い、充電が何度も止まる、ケースから焦げたような臭いがするなど普段と違う状態になった場合は、いったん使用を中止してください。安全に関する正確な情報は、スマホと充電器それぞれのメーカー公式サイトをご確認ください。

磁気リングは対応機種を確認する

手持ちのAndroidスマホやケースを磁石対応にしたい場合、貼り付け式の磁気リングを使う方法もあります。価格も比較的安いため手軽ですが、充電コイルの位置へ正しく合わせることが重要です。

スマホによって内部コイルの場所が違うため、「真ん中あたりでいいだろう」と感覚だけで貼ると、位置が合わない可能性があります。位置合わせ用のガイドが付属する製品や、機種別ケースの方が使いやすいでしょう。

また、リングを貼ってもワイヤレス充電非対応スマホに充電機能が追加されることはありません。

充電がうまくできない原因

ワイヤレス充電器へ置いても充電されない場合、すぐ故障と決めつける必要はありません。位置やケースなど、簡単なところから確認してみましょう。

充電位置がずれている

従来型Qiで最初に試したいのが、スマホの位置を少し変えることです。

充電器とスマホのコイル位置がずれると、まったく充電されない場合があります。一度ケースを外し、充電器の中央付近へ置き直して確認してみてください。

Qi2対応端末と充電器ならマグネットで位置を合わせやすいため、この手間を減らせるのがメリットです。

ケースが原因の場合もある

ケースを外すと充電できるなら、ケースの厚みや内部パーツが影響している可能性があります。特に背面カード収納、金属プレート、リングスタンドなどを取り付けている場合は要注意です。

ケースの商品説明で「ワイヤレス充電対応」と「Qi2磁気充電対応」が別々に書かれていることもあるため、購入時によく確認しましょう。

電源アダプターを確認する

スマホと充電器に問題がなくても、電源アダプターやUSB-Cケーブルが原因で充電速度が遅くなることがあります。

以前のスマホに付属していた低出力アダプターを流用している場合は、ワイヤレス充電器側が求める出力を満たしているか確認してください。

また、充電器によってはケーブル一体型と着脱式があります。着脱式なら、ケーブル側の対応出力にも注意が必要です。

発熱すると速度が落ちる

ワイヤレス充電では充電中に熱が発生することがあります。スマホが高温になると、端末を保護するために充電速度が抑えられたり、一時的に充電が止まったりする場合があります。

夏場の直射日光が当たる場所や、布団の上など熱がこもりやすい場所での充電は避けた方がいいでしょう。また、ゲームや動画撮影などで本体が熱くなった直後は、少し温度が下がってから充電する方法もあります。

◆keiのワンポイントアドバイス

「最大25Wなのに思ったより遅い」という場合でも、故障とは限りません。最大出力は常に続く数字ではなく、バッテリー残量や温度などによって変わります。速度だけでなく、毎日置くだけで充電できる手軽さも含めて選ぶのがおすすめです。

購入前に確認したいポイント

Amazonや楽天でAndroid用ワイヤレス充電器を探すと、かなり多くの商品が表示されます。最後は次のポイントを一つずつ確認すると選びやすくなります。

スマホ本体の対応を見る

一番大切なのは、使用しているAndroidスマホの仕様確認です。

Qi非対応なら通常のワイヤレス充電器は使えません。Qi対応なら置くだけ充電が可能で、Qi2対応なら対応製品で磁気位置合わせも利用できます。

Pixelの場合もモデル名を正確に確認してください。「Pixel 10シリーズだから全部同じ」とは限らず、Pixel 10aのように充電方式が異なるモデルがあります。

充電器とケースを一緒に選ぶ

Qi2の便利さを活かすなら、充電器だけでなく対応ケースまで一緒に考えるのがおすすめです。

純正Pixelsnapケースのほか、Amazonや楽天でも対応ケースが多数販売されています。価格を抑えたい場合はサードパーティー製も候補になりますが、対応モデルとQi2・磁気固定への対応表記を確認しましょう。

既存ケースを使いたい場合は磁気リングという選択肢もあります。ただし、位置合わせや粘着力まで考えると、最初から機種専用に作られたマグネット対応ケースの方が扱いやすい場合があります。

価格だけで決めない

ワイヤレス充電器は安いものから純正品まで価格差があります。

価格を重視すること自体は問題ありませんが、「最大何Wなのか」「Qi2認証はあるのか」「必要な電源アダプターは何Wか」「ケース装着時にも使えるか」まで比較してください。

また、表示価格や販売条件は時期によって変わります。Amazonや楽天、Google Storeなどで購入する場合は、最終的な価格、保証、返品条件を販売ページで確認したうえで判断してください。

こんな人にワイヤレス充電がおすすめ

ワイヤレス充電は全員に必須という機能ではありません。使う場所と充電するタイミングを考えると、自分に必要か判断しやすくなります。

こまめに充電する人

仕事中にスマホを机へ置く時間が長い人とは相性がいいでしょう。

使い終わるたびに充電スタンドへ戻せば、意識して充電ケーブルを差さなくてもバッテリーを補給できます。

特にQi2なら磁石によって定位置へ合わせやすいため、置き方を細かく気にする必要が少なくなります。

ケーブルの抜き差しを減らしたい人

毎晩USB-Cケーブルを差す作業が面倒なら、ベッドサイドへワイヤレス充電器を置くだけでも使い方が変わります。

暗い部屋でUSB-C端子の向きを探す必要もありません。

ただし、充電しながらスマホを手に持って長時間使うなら、ケーブル式やマグネット式の方が向いていることもあります。あなたがスマホをどこに置いて充電しているかを思い浮かべて選んでみてください。

MagSafe風に使いたい人

iPhoneのように磁石で充電器やスタンドをピタッと取り付けたいAndroidユーザーには、Qi2対応端末が有力です。

PixelならPixelsnap対応機種を選ぶことで、マグネット式充電器やスタンドを利用できます。

これからAndroidスマホを買い替える予定で磁気アクセサリーを重視するなら、単なるQi対応だけでなくQi2対応かどうかまで比較する価値があります。

ワイヤレス充電の注意点

置くだけで便利な反面、ワイヤレス充電ならではの注意点もあります。日常的に使うものだからこそ、安全面まで確認しておきましょう。

金属やカードを挟まない

スマホと充電器の間へ硬貨や金属製品を置かないでください。

財布一体型ケースを使っている場合も、中に入れているカード類を含めてメーカーの注意事項を確認しましょう。

磁気を利用するアクセサリーでは、カードや医療機器などへの影響について個別の注意事項が設けられている場合もあります。該当する機器を利用している場合は、必ずメーカーの安全情報を確認してください。

熱がこもる場所を避ける

ワイヤレス充電中は多少温かくなることがありますが、極端に熱くなる環境は避けましょう。

直射日光が当たる窓際、夏の車内、布団やクッションの上などは熱が逃げにくくなります。

異常な発熱が続く場合はケースを外す、別の電源アダプターを試す、充電器を交換するなど原因を切り分けてください。

純正以外は仕様をよく見る

Google純正Pixelsnap充電器を選ぶ方法もありますが、価格を抑えたいならAmazonや楽天でQi・Qi2対応充電器を探す選択肢もあります。

その場合は製品名だけで判断せず、認証、最大出力、対応スマホ、必要な電源アダプター、保証などを確認してください。

「MagSafe対応」とだけ書かれているAndroid向け商品では、それが磁力固定を意味するのか、Qi2による充電まで意味するのか分かりにくいケースがあります。

Android用なら「MagSafe」という文字より、Qi・Qi2への正式な対応を確認するのがポイントです。

よくある質問

Androidの置くだけ充電やMagSafe代替について、よくある疑問をまとめます。

ワイヤレス充電のよくある質問(FAQ)

Q1. Androidはすべて置くだけ充電に対応していますか?

A. いいえ。AndroidスマホでもQiやQi2に対応していない機種があります。設定だけで追加できる機能ではないため、メーカー公式サイトの製品仕様でワイヤレス充電への対応を確認してください。

Q2. AndroidでMagSafeは使えますか?

A. MagSafeはAppleの名称ですが、Qi2対応Androidなら磁石で充電器を固定する似た使い方ができます。また、磁気リング入りケースによってMagSafe系アクセサリーを装着できる場合もあります。ただし、ケースを付けただけでスマホ本体がQi2対応になるわけではありません。

Q3. Pixelでマグネット式充電はできますか?

A. Pixelsnapに対応するPixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、Pixel 10 Pro FoldやPixel 11シリーズなどでは、Qi2対応充電器を磁力で取り付けて充電できます。一方、Pixel 10aや従来モデルなど条件が異なる機種もあるため、購入前にGoogle公式仕様を確認してください。

Q4. 磁気リングを貼ればQi2になりますか?

A. なりません。磁気リングは主にマグネット式アクセサリーを取り付けやすくするものです。スマホ本体のワイヤレス充電規格や最大出力をQi2へ変更する部品ではありません。充電目的なら対応機種やリングの取り付け位置も確認してください。

Q5. 25W充電器なら必ず25Wで充電できますか?

A. いいえ。スマホ側の最大受電出力、ワイヤレス充電器、USB-C電源アダプター、バッテリー残量、温度などによって実際の出力は変化します。「最大25W」は所定の条件を満たした場合の目安と考えてください。正確な情報はスマホと充電器の公式サイトをご確認ください。

まとめ

Androidスマホで置くだけ充電を使うなら、まず確認したいのはQiへの対応です。そのうえで、磁石による位置合わせまで使いたいならQi2対応機種を候補にすると分かりやすくなります。

MagSafeはAppleの仕組みですが、AndroidではQi2が似た使い勝手を実現する選択肢になっています。Google PixelではPixelsnap対応モデルなら、マグネット式充電器やスタンドを取り付けやすくなりました。

  • Androidの置くだけ充電はQi対応が基本
  • Qi2は磁石で充電位置を合わせやすい
  • MagSafeはAppleの名称でQi2とは別物
  • 磁気リングだけではQi2対応にならない
  • Pixelは機種ごとのQi・Qi2対応を確認する
  • ケースと電源アダプターも含めて選ぶ

これから充電器を買うなら、充電器だけを先に選ぶのではなく、スマホ本体の規格→最大ワイヤレス充電出力→ケース→充電器→電源アダプターの順で確認するのがおすすめです。

Google純正充電器のほか、Amazonや楽天にもQi・Qi2対応充電器や対応ケース、磁気リングがあります。価格だけでなく、使っている機種への対応状況を確認して選んでください。

なお、充電規格や対応出力は新しいスマホやアクセサリーの登場によって変わることがあります。安全性や対応機種を含む正確な情報は各メーカーの公式サイトをご確認ください。

目次